ミシュランの価値って
ミシュランの価値っていったいどこにあるのだろう?なんかみんなありがたがっているけど、実際そんなにいいもんなんだろうか。。
と、ふと日本人かフランスで初三つ星を取ったニュースをみてすこしもやもやしたので、以下考察。
ただ、ファクトやら実際の数字を調べてる次官ないので、まず価値を定義して、それぞれを満たす条件や、こんな情報があれば価値がありそう、なさそうという考え方のプロセスだけ書くことにする。
さて、ミシュランが提供している価値とはなんだろう?
レストラン目線
掲載されたレストランの売上が増える、ハク
が付く
メタ目線
競争により、食文化の質が上がる
海外にアピールできる
読者目線
お客は店を探しやすくなる
と、並べてみた。
ひとつづつみると、1つめは確かにそういう価値は確かにあるだろう。問題はその大きさだ。どうやって測るかというと、掲載前後での売上比較が基本線だろうが、そもそもミシュランで星取るようなお店はもともとおいしくて雑誌やネットで取り上げられてるハズだし、そこまで大きな伸びしろはないのでは?
かつミシュラン本を実際に購入する層はどのくらいいるのか。食べログに比べたら圧倒的少数では?
まあ、無理クリ価値算定するなら、差分✕掲載店舗数。
差分の出し方は、掲載店舗に聞く。
ただ、なんか2番目も3番目もそこまで価値があるように思えない。直感的に。
価値そのものより、本が売れるからミシュランが嬉しくて、レストランもうれしくて、読者も何か楽しくて、答え合わせ感あるし、コンテンツとしてよくできてて、三方良しだからうまく回ってるだろう。ミシュランのPR戦略もうまいのでは。
そんなこんなで一つ一つの価値は大きくないけど、3つ掛け合わせることで大きなインパクト※価値ではないと思う、を生んでいるいい事例なのかもしれない。
ところで1つ思ったのは、あんまりミシュランありがたがると、国内の味がミシュラナイズされて、日本独自のオリジナリティが失われてしまうのでは、と。
そういう意味では、対抗軸で日本版のガイドがあるとよさそう。なんらかあるんだろうけど、存在感ほぼないから。
そんな感じですかね。
プロセス書くっていといて、結論書いてしまったー